「葡萄亭わいんのラジオ寄席」寄席三味線奏者 岡野鏡さん
- 2019.11.28 Thursday
- 22:19
11月27日 第2・第4(水)
『葡萄亭わいんのラジオ寄席』
・前日は上方落語「九雀亭」。大阪の落語家、桂九雀師匠が広島で落語会を開催!岡野鏡さんの三味線生囃子でお届けしました。
私は朝いきなり声が嗄れて悲惨な状態に。体は元気なのですが落語の出演は断念して残念な状態!
九雀師匠が私の分までもう1席余分に喋ってくださいました。
『九雀亭』番組
へっつい盗人
淀の鯉
秋刀魚芝居
-中入り-
質屋蔵
私のかわりに喋ってもらったのが「淀の鯉」。
桂米朝師匠が20歳のとき(入門前、中川清の名前で)に書かれ、先代米團治師匠によりラジオで喋られた噺。その頃はGHQに原稿を提出して検閲があったということで、米朝師匠が亡くなられたあとに原稿が見つかったという貴重な演目。聴けて得した気分でした。
◆ゲストは大阪から、寄席三味線奏者の岡野鏡(おかのきょう)さん。24歳。
2015年3月 高橋まきに入門。
関西唯一の20代のお囃子さんです。
少しだけ回復してきましたが私の声はまだ掠れていて、岡野鏡さんの三味線と楽しいトークで沢山助けていただきました。ありがとうございます。
<出囃子紹介>
「石段」 前座さん用出囃子 石段を一段ずつ登って行くように出世してほしいと願いを込めて
桂九雀師匠「たのしやな」
桂枝雀師匠「ひるまま」※九雀師匠の師匠
桂米朝師匠「三下がりかっこ」※枝雀師匠の師匠
笑福亭仁智師匠「オクラホマミキサー」※上方落語協会会長
笑福亭鶴瓶師匠「とんこぶし」
<ハメモノ>
「雪の相方」
「負けない節」
沢山の三味線演奏と、負けない節では唄の披露もしていただきました。三味線の高橋まき師匠の他に長唄でも師匠について稽古しているとのこと。さすがの喉です。
解説もわかりやすくてあっという間に時間が過ぎる。
最後は岡野鏡さんが大好きな、ゆずの「アゲイン2」をお聴き頂きながらのお別れでした。
≪葡萄亭わいん 近々の出番≫
・12月15日(日)13時開演「てい朝落語教室 おさらい会」 南区民文化センター 大広間 無料(カンパ歓迎)
・2020年1月26日(日)「第9回わいん劇場」安佐南区民文化センター 大広間 13時開演
愛媛県より芸乃虎や志さん登場。わいんが毎年チャレンジしている大阪の落語大会の第2回の優勝者です。一緒に漫才もやります(^^)/
次回12月11日ゲストはアナウンサーの荒木なおみさん。
絵本の紹介をしていただきます。
聴いてくださいね。