http://blog.rcc.jp/radio/radioone/ 再度チャリティー寄席の告知を書いていただいてます。
ありがとうございます。
Radio One 月〜金17:55〜19:00
桜井弘規アナ
1月22日出演
打ち合わせが終わって待機しているときにディレクターさんから缶コーヒーをごちそうになりました。
コーヒー大好きな私はおかげでリラックスできて、高座にあがるときみたいにテンションあげあげで収録室に向かいました。(収録室でいいのかな)
6時30分で番組終わりと勘違いしてて、一緒に写真を撮っていただいたのですが…
番組7時までだったんですね。
「少し時間がありますから」って快く一緒に写っていただきありがとうございました。
帰りに乗ったタクシーの運転手さんが聞いていただいてました。
「鏡ですってあれですよね」って。それ私。私。
番組では、まず今回のイベントを東日本大震災の義捐金を集めるものにしたいきさつを聞かれました。
チャーミー社長(ダンナ)の病気が快復に向かったり落ち込んだりを繰り返していたころ…体調不良で会社を休んでテレビを見ていたチャーミー社長大きな声で二階にいた私を呼ぶ。
「早く!早く!すぐ降りてきてテレビを見ろ!」
とても直視できないような現実が映し出されて、さながら地獄絵のようでした。
「逃げろ!」画面の前で叫びながら、何もできない私たちは必死の思いで祈っておりました。
いまでもあの光景はありありとまぶたに浮かびます。
チャーミー社長は何度も死にそうになりながらもこうしてここに生きているのに…
さっきまで元気で笑っていた人たちが…
命っていうのは強くて…はかなくて…
…わからないもの。
東日本大震災では多くのことを感じました。
大阪の落語大会に出場するようになってから全国の落語仲間と交流するようになりました。
チャーミー社長の病気後もみんなにどれだけ励まされ支えてもらったことか。
もちろん東北にも仲間がいます。
心配しながも安否もわからず…暫くして掲示板で「無事」って文字を見つけた時の安堵感。
今はネット社会なので日ごろ会えなくても、心の距離は近いように思います。
大震災直後、あらかじめ予定していた東京での寄席がありました。
「あたらし寄席」です。
寄席をとりやめようか、出演をとりやめようか…
みんなすごく悩みました。
まだ笑うのは不謹慎だと言われていた頃です。
「笑わせてくれ。笑うのが不謹慎だというのなら、不謹慎でない方法で笑わせてくれ」
血を吐くような訴えの文字が私の目にとびこんできました。
停電になってもやろう。マイクなしでも喋れる。
お客様からカンパをいただき義捐金にしようということになりました。
広島の寄席の原点はたぶん「あたらし寄席」だと思います。
他にも社会人落語の面白さについていろいろ質問してくださいました。
「所詮素人の集まりだろ!プロとは全然違うのだから」と思われる方たちにもチャリティー寄席に足を運んでいただきたいというありがたい心遣いです。
寄席で何をやりますかと聞かれ
社会人落語仲間であり、脚本をプロの師匠にも提供されている微笑亭さん太さんに私のイメージで作っていただいた『ペットの掟』という噺をやります
と答えました。
もうこれで決定ですね!
てい朝さん、ぷかりちゃん、笑らくさんの名前叫んでおきました。
あと何喋ったかよく覚えてません。
最後に桃鉄ジャパンカップの中国地区チャンピオンだとふっていただいたので、高座名の『葡萄亭わいん』は桃鉄作者のさくまあきらさんにつけていただきましたって締めくくりました。
社会人落語二代目名人の芸の虎や志さんからもラジオ聞いたよ!と連絡いただきました。
なんと愛媛県なのに。
スマホで全国のラジオがきけるそうです。
Razikoってアプリを使うと聴けると教えていただきました。
他に「桜井アナウンサーって、面白くて誠実なイメージですが、如何でしたか」という質問もいただきました。
そのとおりの方。桜井さんもディレクターさんも暖かくて、おかげで緊張せずにらく〜に喋らせていただきました。
「子供がゲラゲラ笑ってたよ」
「面白かった〜」
「がんばってるね!」
などと友人からも感想メールをたくさんいただきました。
ありがとうございました。
第二回社会人落語広島チャリティー寄席
2013年2月16日(土)
佐伯区民文化センター スタジオ
13時開演
木戸銭500円(当日700円)
チケットは佐伯区民文化センター窓口でお買い求めできます。
または葡萄亭わいん宛てに直接電話予約ください。