池袋演芸場 昼席
- 2012.08.30 Thursday
- 15:17
シロノワールを食べに寄った。
しかし階段が急でちょいキツかった。
池袋演芸場番組
8月29日 昼の部
林家 扇 一目上り
古今亭志ん吉 熊の皮
林家木久蔵 後生鰻
隅田川馬石 狸の札
柳家小菊 三味線弾き唄い
柳家小里ん 碁どろ
林家正蔵 七段目
仲入り
桂 才紫 臆病源兵衛
三遊亭歌奴 佐野山
ストレート松浦 ジャグリング
柳家三三 殿様と海
「扇」おうぎではなく「せん」と読むらしい
木久蔵師匠 お父さんのイメージを引き継がなくっちゃと思うからか喋り方が・・・。
「後生鰻」 最後あかんぼうのくだりが女房になっていた。
三味線の小菊師匠 ちょっと上から目線の話し方がツボ。
色っぽさといい、殿方はたまらないだろうな。
正蔵師匠の「七段目」 「七段目」は大好きな演目。あれ?上手くなったんじゃない?と思いながら聞いていたけど、おしいことにオチ前でつまづく。
ちょっと残念。
歌奴師匠の「佐野山」。取り組みの結果が気になる。
ちょうど時間となる、そういう思わせぶりなネタなの?
トリ前はお目当てのジャグリングのストレート松浦さん。
シガーボックスっていうのかな。3つの箱を投げては受けるっての。
「あれ、磁石でくっついてるのよ」と斜め後ろの席のおばさまが隣の人に説明している。
細工がしてあるかのようにみえるくらい、そのくらいに上手い。
でも汗流していっぱいいっぱいのように見せながらやってるので、上手さに気づいてない人もいっぱいいる。
でもその一生懸命さにみんなが応援したくなる。
「猫のおてだま」も面白い。「全力の猫のお手玉」拍手がなりやまない。(*^。^*)
三三師匠 はちゃめちゃな設定の新作落語。口跡は古典調。へぇ、こういうのもやられるのだなと大笑いしながら楽しませていただいた。
釣がヘタな殿様が「釣に行きたい」「魚が釣りたい」って三太夫さんにワガママ言うお話し。(ちょっと違うけど)
殿様の釣り船こいでたのは、勘当になって船宿で働いてたことがあるという経歴の船酔いしてノックダウンしてる若旦那。
ほらなんか人物像が浮かぶでしょ?
「野ざらし」なんかもちょっとだけでてきたり、遊び心がいっぱい。
白鳥作らしい。帰って調べてみたら、もとは三題話。
・アルツハイマー
・敬老の日
・釣りざお
の三つのお題から即興で作られたものみたい。
ネットで映像見つけて白鳥師匠のも聞いた。
こういうのもいずれ古典になるのかな。
三三師匠が立ち上がったり、座布団かかえて
「まぐろとったど〜!」と叫んでいたり
座布団にまたがって「いるか(まぐろ)に乗った少年」やってたり。
ただただびっくりしたのでございました。
ええ、面白かったですよ。
「これでいいのか!」と言われたら、ちょっと返事につまるところもあるけど。
三三師匠のイメージがちょっと変わった日でした。
演芸場を出ると、ストレート松浦さんが「来られるのわかってたらお茶でも誘えばよかった」と私をお見送りしてくださいました。
一番前に座ってたので見つけていただいてたもよう。
社交辞令でもうれしいな。
こなっちゃんとスムースに合流でき、東京駅でごちそうになって少しおしゃべりに付き合ってもらって、自由席まで送って貰い、濃くて楽しい東京を満喫することができました。
高木さん、東京へ誘って頂きありがとうございました。
いきなりおしかけたみなさま、お騒がせしました。
自宅へつくと12時ちょっと前、すぐにバタンキュー!