四季が丘敬老会と『家族のへその緒』
- 2011.09.25 Sunday
- 21:19
敬老会の落語に出演してきました。
演目
『長短』
さん太さんのブログで「おかわり高座」というのがあったので、早速これを使わせていただきました。
「みなさまおかわりありませんか?」と。
ま、みなさま推測のとおり、こんなので爆笑をとるのは甘い考え。
まばらな笑いをいただきました。
ダメ押しで「ここ、笑うとこですよ〜」と言うと、いいタイミングでどっと笑っていただけました。
地元はなんて暖かい。
斬新なまくらが思いつかなかったので、チャーミー社長の畑ネタやっときました。
いのしかちょーってやつ。
これはいつやっても笑って頂ける。
地元は暖かい。
ネタの『長短』
ほしいところで笑いはあるものの、うまくやればもっと笑いをとれるネタだと思う。
お客様がじれているのがわかる。
笑いたがっているのがわかる。
ちょっときっかけをあげると、どっときそうな感じ。
…そうなりそうな感じの笑いでどどまる。
だんだん贅沢になってくる。
もっと練ろう。
めいっぱい時間調整して、アステールまで『家族のへその緒』を見に行く。
仲良しさんの主催、演出、出演なのだ。
もう見にいくの無理かな〜と、ちょっとあきらめかけていたのだが、やればできるじゃないか。
敬老会の着物のままかけつける。
観客の中にも以前舞台をご一緒させていただいた方が沢山いらして、久しぶりにお話できたり。
懐かしいやらうれしいやら。
開演まえ、ちょっと客席で喋りすぎたかな。
なるべく小さめの声で喋ったのだけど、うるさかったらごめんなさい。
『家族のへその緒』はちょっと重いはなし。
子供がほしくてもできない夫婦の話。
まわりから、「早く孫を」「跡取りの男の子を」
あまりのプレッシャーに、「子供ができた」と嘘をつき
とうとう病院で生まれたばかりの赤ん坊を誘拐する…。
鳥取で実際にあったはなし。
私もなかなか子供できなかったから、「子供はまだ?」と聞かれるのがプレッシャーだった。
相手は悪気が全然ないことはわかっていても、言われるほうはつらい。
子供を産めない女は一人前じゃないみたいに思われてるみたいで。
「妊娠してます!」と言われたときには、産婦人科の診察室で涙ぐんだし、
流産?したときも何日も何日も泣きくれた。
やっと子供が生まれたときは逆子で安全のために前日から入院して、陣痛誘発剤使って陣痛おこし…
陣痛でくるしいのに生まれないので、くるしい時間がすごく長く…
へとへとのよれよれ。
よく、「五体満足で生まれて…」と願うというが、そのときの私は「生きていてくれさえしたら、何も望まない」とまで思ったくらい苦しかった。
しかし生まれて育ってみたら、勉強しろとか色々欲がでてくる。
人間なんて勝手なもんだ。
…などと、自分のことを思い出しながら見ていた。
今日の舞台はとても真摯にとりくまれていた。
重く真剣な芝居でも、ときどき軽い笑いもちりばめられていたのがすくいかな。
どこに共感したらいいかわからなかった。
いや、共感する必要なんかないんだろうな。
みんなそれぞれ幸せになりたかっただけ。
…ちょっとの思いやりが足りなかっただけ。
演目
『長短』
さん太さんのブログで「おかわり高座」というのがあったので、早速これを使わせていただきました。
「みなさまおかわりありませんか?」と。
ま、みなさま推測のとおり、こんなので爆笑をとるのは甘い考え。
まばらな笑いをいただきました。
ダメ押しで「ここ、笑うとこですよ〜」と言うと、いいタイミングでどっと笑っていただけました。
地元はなんて暖かい。
斬新なまくらが思いつかなかったので、チャーミー社長の畑ネタやっときました。
いのしかちょーってやつ。
これはいつやっても笑って頂ける。
地元は暖かい。
ネタの『長短』
ほしいところで笑いはあるものの、うまくやればもっと笑いをとれるネタだと思う。
お客様がじれているのがわかる。
笑いたがっているのがわかる。
ちょっときっかけをあげると、どっときそうな感じ。
…そうなりそうな感じの笑いでどどまる。
だんだん贅沢になってくる。
もっと練ろう。
めいっぱい時間調整して、アステールまで『家族のへその緒』を見に行く。
仲良しさんの主催、演出、出演なのだ。
もう見にいくの無理かな〜と、ちょっとあきらめかけていたのだが、やればできるじゃないか。
敬老会の着物のままかけつける。
観客の中にも以前舞台をご一緒させていただいた方が沢山いらして、久しぶりにお話できたり。
懐かしいやらうれしいやら。
開演まえ、ちょっと客席で喋りすぎたかな。
なるべく小さめの声で喋ったのだけど、うるさかったらごめんなさい。
『家族のへその緒』はちょっと重いはなし。
子供がほしくてもできない夫婦の話。
まわりから、「早く孫を」「跡取りの男の子を」
あまりのプレッシャーに、「子供ができた」と嘘をつき
とうとう病院で生まれたばかりの赤ん坊を誘拐する…。
鳥取で実際にあったはなし。
私もなかなか子供できなかったから、「子供はまだ?」と聞かれるのがプレッシャーだった。
相手は悪気が全然ないことはわかっていても、言われるほうはつらい。
子供を産めない女は一人前じゃないみたいに思われてるみたいで。
「妊娠してます!」と言われたときには、産婦人科の診察室で涙ぐんだし、
流産?したときも何日も何日も泣きくれた。
やっと子供が生まれたときは逆子で安全のために前日から入院して、陣痛誘発剤使って陣痛おこし…
陣痛でくるしいのに生まれないので、くるしい時間がすごく長く…
へとへとのよれよれ。
よく、「五体満足で生まれて…」と願うというが、そのときの私は「生きていてくれさえしたら、何も望まない」とまで思ったくらい苦しかった。
しかし生まれて育ってみたら、勉強しろとか色々欲がでてくる。
人間なんて勝手なもんだ。
…などと、自分のことを思い出しながら見ていた。
今日の舞台はとても真摯にとりくまれていた。
重く真剣な芝居でも、ときどき軽い笑いもちりばめられていたのがすくいかな。
どこに共感したらいいかわからなかった。
いや、共感する必要なんかないんだろうな。
みんなそれぞれ幸せになりたかっただけ。
…ちょっとの思いやりが足りなかっただけ。