続きを書きたいがもうすっかり忘れてしまった。
葉桜さんの『お菊の皿』
私は葉桜お菊が大好きだ。
お供えを食べすぎて、ふやけて井戸につっかえてなかなか出られない個性豊かなお菊の大ファンである。
もみじ饅頭をお供えにもっていきたいくらい(*^。^*)
大好きなのだけど、私にはマネのできない個性。
笑らくさんの『長短』
気のながーい男と気の短いおとこの会話。すごくよかった。
何がどうよかったかと言われると説明に困るが、すごく丁寧に演じ分けられていた。
基本に忠実というのだろうか。聞いていてすごくここちよかった。
お酢借さんの『いらち棒』
さすが漫才師だけあって喋りはプロ。
福井で6分バージョンを聞いたのだが、そのときも勢いがあるなと思った。
病弱で体が弱いはずの男も元気だった。
今回は勢いがあるだけでなくて、なんかすごく面白かった。
10分バージョンだから構成の違いかなと思ってたけど、マイミクさんのコメントでは、途中とばして6分くらいで終わってたって。
面白かったので早く感じただけではないらしい。
でもとばしたことにも気付かなかった私って。
たぶん違和感がなかったのだろう。(そういうネタだし)
とばしたことにも気付かない私にほめられてもうれしくないだろうが、きいてて私はすごく楽しかった。
自分の高座は緊張しなかったと書いたが、ぜんぜん緊張しないわけではない。
やはり出場前は心臓がばくばくしている。
高座にあがると落ち着くのだ。
タカアキさん、マッチさん、なるネェ…
他の会場の出演を終えて駆けつけてくれた落語仲間さんたち
同じ会場の落語仲間さんたち…
上下きる位置で笑ってくれていた虎や志さん、かかしさん…
自分の出演が終わってからだと間に合わないからゴメンねと言ってくれた無眠さん…
たぶん自分の出番直前でバクバクしているであろう落語仲間さんたち…
会場を走り回って大会を盛り上げているちろりさん…
落語しながらそんなことを考えていたわけではないが、すごい温かさに包まれて喋っていた感覚がある。
ここちよい。
前夜にちろりさんのお店でお会いしてお話した方が「わいんさんの聞きに来たよ!」と話しかけていただいた。至福のときである。
会場を出ると「わいんさんですよね」と男性から呼びとめられた。
「わいんさんの落語聴きました」って。
「?誰だろう?」と思ったらめくりを書いていただいてる方だった。
去年の大会後、使用しためくりを頂いて、それがものすごくうれしかったので、表ブログに「誰が書いてくれてるのだろ?」とかいた。
すると「私です」とコメントを頂けて、驚くやらうれしいやら。
「インターネットってすごいなぁ」と感嘆したが、交流はそれっきりになっていた。
実際にお会いできるなんて…しかも落語聞いていただけるなんて…
去年のブログのコメントから探して、その方のブログも発見できた。
なんと、マイミク○○やんのお店の名付け親。お店の名前募集の日記読んで参加した記憶があるので、またまた昔にさかのぼって探す。
見つけた〜マイミクにもなっていただいた。やった〜!
世の中って広いようで狭い。
狭いようで広い。
あのときの池田ってホントにチョウチンあんこうの集まりだったんだなぁと実感する。
また脱線したけど、幸せな脱線なので許してください。
懇親会会場に向かう途中に虎や志さんに思い切って声をかけた。
間違いなく聞いていただいている。
ここちよく喋ったと書いたが、自分で満足まではいってない。
「何かアドバイスをください」と。
とても真摯に答えていただいた。
課題がだんだんはっきりしてくる。
その上で『七段目』というリクエストをいただいた。
今の私には大きすぎるネタだけど、時間かかっても自分のものにしようと決意する。
うまくできなくても、何か自分の中で変われるかもしれない。
がんばります!
今の私には落語にたいして「好き」という武器しかなくて、しかもその武器って実はみんなが持っているものなので武器でもなんでもなくて…
「好き」っていうのは恋愛でもそうなんだけど、ときどきとっても苦しくなってせつなくなって…
でも幸せなんだよなぁ。
また脱線した。
決勝進出者は前の日記で書いたのでここでは省略。
おめでとうございました。
懇親会のあとの宴会…楽しすぎたので当事者同士のナイショということで。
決勝の日、チェックアウト済ませてホテルの外で他のメンバー待っていたら、無眠さんと出会う。合流。
朝マックに無理やり?つきあっていただく。
無眠さんは荷物を預けに行かれたけど、決勝会場についてから荷物のじゃまさに気付く。
席に座ると足元におけない。大きいのでひざにもかかえられない。
さすがに大会慣れされてるなと実感。
次から荷物をコインロッカーかどこかに預けてからホールに入ろう。
※来年忘れないように書いておこう。
決勝の感想も前の日記で書いたのでここでは割愛。
今思い出してもすごい決勝だったなぁ。
三枝師匠が、「来年からは若手(落語家)に後ろに座らせて勉強させましょう」※言葉は多少違うかもしれないけど意味はあってるはず
と言われた。
最高のほめ言葉だと思う。
自分に言われたのではないけど、大会出場者として誇りに思える。
悲惨だったのは司会者ふたり。
ふたりのことは別にきらいにはならないけど、来年の大会の司会はしてほしくないな。
噂では桂三若さんの予定だったけど体調不良のため急遽のピンチヒッターだったって。
三若さん〜来年はぜひ決勝大会の司会してくださいね〜
あ〜決勝残りたい〜
しかし事前審査の競争率も高くなりそうな予感。
まずは予選に参加する権利を勝ち取らなくっちゃね