中学校の放送演劇部の指導な日々
- 2010.07.27 Tuesday
- 17:30
「外から指導者を呼ぶときは、必ず顧問の先生もいてください」と教頭先生から言われたということで、1時からの部活稽古だったけど先生の出れる時間に合わせて3時に学校に行った。
「白雪姫を殺しなさい」という魔女のセリフがよくないと、顧問の先生が言う。
「追い出しなさい」とか「いためつけてやりなさい」に変えなさいって。
違うでしょ。
中学校ってこんなしょうもないことにこだわるんだ。
教育現場って色々縛りがあってタイへンなのね。
「先生、それでは物語のストーリーが成り立ちません。どうしても『殺す』という言葉がダメなら同じ意味の違う言葉に置き換えるのにしてください」と私。
生徒たちに考えさせて、結局「始末する」「消す」という言葉になりました。
照明は出演者が演技しながら手の空いているもので順にやらないといけないので大変そう。
音だしなんかも。
通しが終わったら感想と気付いたことを伝える。
次は止めながら・・・。
「あんまりうるさいことは言わないからね」
「私、何言われても大丈夫です」
「私にはうるさいこと言ってください」
「私も言ってほしいです」
おお〜やる気満々じゃん。
先日の稽古と全然違う。
教えるもののテンションあがる。
今日は4時半が下校時間らしく、4時半が稽古終了予定時間。
「先生、5時まで稽古させてください」
「稽古したいです」
おお、かわいいじゃん。
「明日も先生が大丈夫な時間は手伝いにくるから」と私。
「みんな家で稽古してきて明日までに進歩してこよう!」
こんな私でも待っててくれるってのうれしいね。
実際、初めはどうなることかと思っていたけど、だんだん形になってきた。
ちゃんと見ろ。ちゃんと聞け。ちゃんと感じろ。それから動け!
うん。三●先生みたい。
人に教えて自分が気がつくことも、いくつもある。
よい機会をあたえてもらったと感謝。