寄席会場となった「引札屋」はとても趣のある作り。
町屋をそのまま使ったようなつくりで1Fで野菜売ってたり、お土産売ってたり、あやしげな(あやしくないです)占い屋さんがあったり。
その2Fスペースを自由に使わせていただいて会場作り。
今回参加はできなかったけど同じく池田で知り合った落語仲間、大分の笑らくさんから、めくりや第1回みこころ寄席の横断字幕?を作って送っていただいた。
第一回ってことは2回目も?
きっとあるよね。
荷物がいろいろ保管してある倉庫の中にて着物に着替える。
うーん。なかなか風流。
照明はスポットの電気スタンドみたいなの2つ。
つけると明るいからモーマンタイ!
3人はいって、芋のこ洗い状態。
楽しい!
暴風で新幹線が止まっていたため遅れてちゃん平さん到着。
よかった〜まにあって。
ちゃん平さんのことは、みんなでリーダーと呼んでいる。
みんながこうやってひとつになれたのは、もとはといえばちゃん平さんのブログがきっかけ。
みこころ寄席が始まる
めん道さん出演中はチャーミー社長が出囃子係り。
トップバッター めん道さん
大分の笑らくさんから頂いた祝電披露。
書いてあること、ないこと、ないこと、ないこと・・・
ウケル。
ちゃん平さん一門から届いた花束の紹介。
めん道さんのネタは『転しき』
風鈴さんが「こんなに落ち着いているめん道さんを見るのは初めてだ」と驚いている。
ま、あれだけみんなにいじくり倒されてもう怖いものはないだろう。
二番手は私。
「エントリーナンバー2番、ちゅうごくちこく地区代表 葡萄亭わいんです」
めん道さんの失敗ネタをそのままもらって暖かい笑いと声援を頂く。ありがとうござます。
まるで緊張してない私・・・のように思われたが途中から喉がカラカラ。
噺はあえて笑いをとりにいかずに真剣そのものに。
でもお客様が暖かくて随所で笑っていただける。
こんなんされたら錯覚するじゃないですかと恐縮するくらい笑っていただいた。
お客様に育てていただくというのはこういう感じなのだなと思う。
ええ、ええ、育ってみせますとも。
はなしおわって下がるとちろりさんが飲み物は?ときいてくれて用意するの忘れたと言ったら恐れ多くもちろりさんの水を差し出していただく。
遠慮をしらない私はごくごくと・・・あ〜うるおう〜!
ちろり名人から水をもらった私は将来はわいん名人に・・・結婚式のときのブーケトスみたいな感じかな
冗談はさておき精進精進。
3番手はよってけしさんの動物園。
よってけしさんは社会人落語家だけではなく歌手もされている。
うわさでは落語よりも打ち上げでの歌謡対決のための布施明の歌の稽古をした時間の方が長いとか長くないとか。。。
しかし、第九熱唱からのいきなりのネタ入り「こんにちは〜」には度肝を抜かれる。
いやぁ面白い。
私も大好きで覚えたいネタなのだけど、他の人の面白いのを見すぎていて自分にどのくらいできるか不安になるネタ。
でもそのうちがんばる。
お約束だが、トラのチャックが挟まるの、やっぱ面白い。
パンくれっていうトラも愛しくなっちゃう。いくらでもあげるよ〜!←違うか?
葉桜さんの『お菊の皿』
太って井戸につっかえてしまうお菊さんについつい感情移入してしまう。
次はどうなるの?って噺の続きが楽しみ♪
色々聞いたことのないくすぐりが入っているので、葉桜さんがかなり書き直したバージョンなのかと思ったら、もともとこういうバージョンもあるのだそうだ。
それに少しだけじぶんなりに手を加えたものって。。。
大好きな噺だった。
覚えたいけどこのまま私がやってもここまでウケないなぁ。
自分のものにするっていうのはこういうことなんだろうなぁ。
中トリはちろりさん『堪忍袋』
ちろりさんは、落語だけでなく人間もすごく面白い人だった。
以前はテレビのレギュラーもっていたこともある、優勝する前から地元では有名人だったそうだ。
私の舞台仲間サンのこーちゃんの先輩になるということで(こーちゃんは現役大学生)勝手に親近感♪
去年の池田の社会人日本一決定戦の優勝者。
決勝で最初に喋られたのだけど、落語みゅーじあむ組の我々はピストンバス輸送の最後あたりだったので開始に間に合わず結局優勝者ちろりさんの落語は聞けなかった。
そのため風鈴さんが我々に聞かせてあげたいということで、ちろりさんに出演交渉してくれて気持よーく引き受けていただけたというのが経緯だ。
(まくらでもその話しされてたけど、微妙に間違ってバスでピストン運動・・・って笑いとってるところがさすが!)
社会人日本一になると色々タイヘンなこともあるようで・・・
ネタと現実を取り混ぜて夫婦のことも「あんなに喋ってもいいの?」ってくらい大胆に発言される。
さすが関西人のノリ!大好きです
で、仲いり。
すでにかなりの時間経過。。。
つづく。。。